ラスト・ウェイ・アウト
フェデリコ・アシャット「ラスト・ウェイ・アウト」を読んだ。
訳者あとがきでも触れているように、まるで映画を観ているように、脳裏に映像が浮かぶ。どの本を読んでいても映像は割と浮かぶけれど、より映画と認識するというか、脳裏に浮かぶ映像の湿り気が映画っぽかった。
これを読んでいるさなか、どこかで映画:エスターについての文章中から何の気なし気にヴェラ・ファーミガを検索したら、作中のセラピスト/医師ローラの脳内イメージとぴったり一致した。気がする。
勝手にブロンドにしているのはドラマ:ハンニバルに出てくる女性精神科医がブロンドだった記憶があるからなのかな。外観についての描写なかったよね?確か。とにかくローラだけがはっきりとした印象で、キャスティングもされていたのでした。
綺麗に左右対称にしたのに、最後の最後に2/3あたりで真っ二つにちぎっちゃうみたいな、そんな感じ。
好きです。